ものくろのいず

アップルシリコンの性能は本当にそんなに凄いのか?

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アップルがアップルシリコン、Apple M1というCPU(SoC(CPUなどをまとめたもの))を搭載したノートパソコン、MacBookを発表した。

そんな中、アップルシリコンを絶賛する記事を大量に目にする。

本当に絶賛するほど凄いのか?

比較的Windows信者のささちーが軽くCPU性能を確認してみようと思う。

結論だけが知りたい方は"まとめ"まで飛ぶことをオススメする。

仮定

こちらの動画でシネベンチと言うベンチマークApple M1を測定し、デスクトップのCore i7-7700Kと言うCPUより少し高いスコアだとこの動画では言っている。

インテルのCPUは今第11世代が出始めている所である。

しかし、このCPUはインテル第7世代のCPUだ。

また、アップルが公式で比べているものはインテル第8世代である。

その為、かなり古いCPU(Core i7-7700Kの発売2017年1月頃?)と比べている為、本当に凄いのか分かりにくい。

仮にApple M1がこのCorei7-7700Kと同程度の性能だと仮定し、

このCPUと現代のノートパソコンのCPUを比べてみる。

今回上記の動画に出てきたシネベンチというベンチマークのマルチコアのスコアで比較する。(シネベンチR20で比較した)

比較

AMDのCPUでRyzenと言うシリーズがあり、現世代のノートパソコン用のRyzenは次のサイトで9個掲載されている。

btopc-minikan.com

今後、CPUの性能はこのサイトを参照した。参照部分は""で囲う

(こちらのサイトからcorei7_7700kのベンチマークは"2253"だ。)

Apple M1はこのCPU群と比べると8番目に入ると考えられる。

(AMD Ryzenは7,5,3、intel Core iは9,7,5,3が存在し、同世代の場合は基本的に数が大きければ性能が高くなる。さらに同じ数でも、省エネ版や多コア版などが存在し、性能が異なる。)

Apple M1より少し下に位置するのがRyzen5_4500Uというモデルで現世代のノートパソコン用のRyzen5の中で最も性能が低いCPUだと思われる。Ryzen5はミドルスペック?のパソコンに使われる。

(Ryzen5_4500U、6スレッドのベンチマークは"1995" )

次にインテルの第10世代のCore iと言うCPUのノートパソコン用と比べる。

Apple M1はCore i5のハイパフォーマンスモデルと同等の性能、Core i7の省電力版の4コアと6コアの間、6コアに近い性能を持っていると考えられる。Core i5はミドルスペック?のパソコンに使われる。

(第10世代のcorei5のCore i5-10300Hのベンチマークは"2152"、Corei7 10710Uは"2404"、Corei7 10510Uは"1378")

現在発売されている第11世代と第10世代と比較して、まだ出ていない第11世代CPU群の性能を推測すると、Apple M1は第11世代のCore i5の最高性能のものより少し低いCPUの性能なのではないかと思う。

Core i7-1065NG7のベンチマークは"1668"でCore i7-1165G7のベンチマークは"2231"から推測

 

追記

wccftech.com

(上記参照それぞれシネベンチR23のマルチコアのスコアがApple M1は7508、Ryzen5_4600Uは8044)

こちらのサイトの比較ではシネベンチApple M1のシネベンチのスコアは、Ryzen5_4500Uの一つ上のモデル、Ryzen5_4600Uよりスコアより少し低いらしい。

Cinebench R23 (Multi-Core) CPU benchmark list

Ryzen5_4600UのシネベンチR23のスコアは”8044”,Ryzen5_4500Uは"5620"

MacBook Air(M1、2020)の実機レビュー - the比較

Apple M1のシネベンチR23のスコアは”6987”

OS、アーキテクチャ、測定環境などが異なるため、あくまでも参考程度だが、上記のサイトからApple M1はRyzen5_4500UとRyzen5_4600Uの間ぐらいの性能であるようだ。


まとめ

公式サイトなどでApple M1の性能を古いCPUと比べていたので、現世代のCPUと比較した。

Apple M1はミドルスペック?のノートパソコン用CPUであるRyzen5_4500Uより少し高い性能を持っているかも言う結果だった。(Apple M1とCore i7-7700と性能が近い場合)

Ryzen5_4500U搭載のノートパソコンは、安いもので5万円程度で売っているものを目にする。(最安は不明)

そう考えると、アップルシリコンの性能は革新的と言うほど高くもなく、こき下ろす程低くも無くと言う妥当な性能なのではないかと思う。 

今回一つの指数でしか比較していないので、ハッキリと結論は言えないが、シネベンチから見ると、このような結果になった。(OSやアーキテクチャなどバラバラなので直接比較してよいか分からないが。

アップルでなくてもWindowsでもよいという人なら様子を見ても良いかもしれない。